
ペットの高齢化もすすんでおり、それにともない愛犬の介護をする機会も増えてきております。
最近では、ペット用の介護用品も多く販売されており、状況にあわせて様々使用ができます。
この記事では、愛犬の介護について、
- どのようなことをすべきか?
- どういった介護商品があるのか?
- おすすめの商品
などをお伝えしています。
愛犬の介護にお悩みの飼い主さんは、ぜひ読んでみてください。
犬の介護にはどういったことが必要?
愛犬の高齢化に伴って、介護をする機会も増えています。
どういったお世話が必要かは、犬それぞれによって異なります。
具体的なお世話としては、
- トイレの介護(排泄の失敗が増える)
- 食事の介護(自分で食べられなくなる)
- 散歩のサポート(今まで通り歩けなくなる)
- 寝たきりのときのサポート(床ずれ、血流障害が起きやすくなる)
- 段差をなくす(つまずく、転倒しやすくなる)
- お口のケア(口臭、歯周病ケア)
- 認知症への対応
といったことがあります。
犬の認知症(認知機能不全症候群)では、
- 粗相をする
- 夜鳴きをする
- 家の中で迷ってしまう
- 飼い主さんに無関心
- 活動性の減少
などがみられ、ふらついたり転んだりなど歩行の異常がみられることもあります。
これらに対応するためには、環境改善と合わせて、薬やサプリメントの投与なども必要となります。
犬の介護の現場においては、疲弊してしまう飼い主さんが多くみられます。
介護はとても大変なので、一人で頑張ると、いら立ったり、つらくなってしまうこともあります。
その場合には、家族や動物病院、ペットシッター、老犬ホームなど、愛犬や自分にあった場所を積極的に利用するようにしましょう。
犬の介護で必要になるもの
犬の介護においては、必要になるものがいくつかあります。
トイレ用品
シニア犬になると、排泄が上手にできなくなったり、頻尿になってしまうことがあります。
その際に、トイレまで毎回行くことができず、汚してしまうようになります。
犬自身も「こんなつもりじゃないのにな…」と不安な気持ちになっているため、決してしからず、お世話をしてあげて下さい。
粗相の処理が大変な場合には、おむつを使用することで、掃除の機会を減らすことが可能です。
おむつかぶれを起こすこともあるので、皮膚の状態はしっかりとチェックしましょう。
食事の種類や介助
高齢になると、少食になり、カロリーが低い食事が用いられる場合が多いです。
カロリーが少ない食事は、あまりおいしくない傾向にあるので、ますます食欲が落ちてしまう可能性もあります。
ただし、食事は生きる上での楽しみの一つです。
過度に『シニア用』にこだわるのではなく、おやつやささみのトッピングなど楽しみも加えてあげるといいですね。
食事の種類は、その子によって異なるので、獣医師と相談の上決めるようにしましょう。
また、自力で食べられない場合には、シリンジによって解除してあげたり、流動食を与えることもできます。
床ずれ対策
寝たきりや筋力が落ちてきている愛犬には、床ずれ対策をしてあげましょう。
マットやパットの利用により、予防や症状の緩和が期待されます。
また、筋肉をマッサージしてあげたり、適度に寝返りを打たせてあげて、血流が滞らないようにしましょう。
歩行の介助
今まで普通に歩けていたのに、うまく歩けなくなってしまうこともあります。
その際には、解除器具を使って歩行を介助してあげましょう。
つるして歩行させるもの、車いすタイプのものなど様々あります。
また、散歩は草のにおいや車の音、人の声など外の刺激を存分に与え、ストレスの解消にもつながります。
歩行が難しい場合でも、ペットカートを利用したり抱っこしたりして、外の空気を吸わせてあげましょう。
段差を減らす
足の力が落ちてくると、ちょっとした段差を登れなくなってしまいます。
また、フローリングの床で、滑って転倒してしまうこともしばしばあります。
打ちどころによっては、体を痛めてしまったり、骨折してしまうということも…
クッションやスロープ、滑りにくい敷材などを使用して、段差や滑りをなくすようにしましょう。
犬の介護で使用するおすすめ商品
愛犬の介護には、様々なものが必要でしたよね。
その中でも、持っておくといざというときに助かる商品は、以下の通りです。
ドッグステップ
超小型犬から中型犬(30kg)まで対応ができるドッグステップです。
人間用マットレスに使用される高弾性ウレタンの単層構造を採用し、足腰に優しくなるよう、衝撃をしっかり吸収しています。
裏には滑り止め加工もしてあり、飛び乗っても滑らず安心です。
また防水インナーカバー付きなので、洗えないウレタンをしっかり守ります。
カバーは取り外して洗えるので、万が一おしっこや汚れがついてしまってもすぐに清潔を保つことができます。
段差は買い加えることで様々対応でき、おうちの家具の高さに合わせて選びましょう。
色も5種類あり、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。
術後服
高齢になると病気で手術を受ける機会も多くなります。
術後は傷を守るために、エリザベスカラーをすることが多いですが、そうすると行動が制限され、元気や食欲がなくなってしまう子がいます。
ストレスは、愛犬がいらだちを覚えるだけでなく、傷の修復にも悪影響を与えます。
そんなときには、普段と同じような生活ができる『術後服』がおすすめです。
動きやすく、脱げないことはもちろん、伸縮性に優れた抗菌素材で傷口をしっかり保護します。
もちろん着たまま排泄も可能で、何度も脱ぎ着する必要がありません。
豊富な17サイズ展開で、愛犬にぴったりなものを選ぶことが可能です。
ペット向け酸素室ミニセット
呼吸器や循環器に病気を抱えているワンちゃんでは、いつ急変してしまうかが分かりません。
その際に自宅に酸素室があるととても呼吸が楽になります。
ペット向け酸素室ミニセットでは、高性能酸素濃縮器を使用しており、専用のペットオキシホテルに入れてあげることで、酸素を十分にかがせることが可能です。
168時間以上の連続稼働ができ、90%の高濃度酸素を安定して供給できる特徴があります。
【まとめ】犬用介護用品の種類とおすすめ商品
犬用の介護用品には、トイレ用品や床ずれ対策、段差をなくすものなど様々あります。
ペットの平均寿命は年々延びています。
愛犬が一日でも長く快適に過ごせるように、少しずつ準備をはじめてみてはいかがでしょうか。
ペット 犬用
「介護用品」ランキング
2023年5月31日 更新